マネージメント関連の本
一冊の本から人生が変わる

このサイトはAmazon.co.jpのアソシエイト・プログラムに参加しています。

読書普及研究所読むべき本名言集仕事のコツ楽天日記メルマガリンクFAQ

http://www.1book-day.com/

Management makes you happy and confident.

 

since 2001.6.16

 
         

   読書普及研究所本ナビ>リーダーシップ★★★★★

前は1500円の本を高いなーと思っていましたが,本のなかには人生を変えてくれる(←当然良い方向に)ものが
あることを知ってからは手当たりしだいに本を買い込むようになりました。
本の持つ無限の可能性を教えてくれた本を紹介します。

今日のお薦め図書★(2006/7/07)

ちょっとアホ!理論 倒産寸前だったのに超V字回復できちゃった!「ちょっとアホ!理論」出路 雅明、現代書林(2006/5)¥1,575
Amazon.co.jpで買う

(評価:★★★★★)
 

■著者紹介・・・出路 雅明(でみち まさあき)

 ヒューマンフォーラム代表取締役。
 1993年古着ショップを立ち上げ、32店舗を展開。
 一度、倒産寸前のどん底状態から「ちょっとアホ!理論」により
 会社を超V字回復させる。

●1994年、出路 雅明は、ワゴン車を改造し古着屋を
 はじめました。事業は順調で、増収増益を繰り返し、
 2001年には売上35億円を達成します。

 しかし、その当時、実際には現状に満足し、
 マンネリに陥っていたと出路は告白します。

 ・「燃え尽きる!」というのは、どういうことかと言うと、
  それまでの自分の業績に満足し、自分の今の状態にも
  満足しきった状態のことです。(p23)

●その後、売上の減少、経費の増加が続き、
 いくら休日なしで頑張っても業績は悪化するばかり。

 20億円の借金、雪だるま式に増える赤字、
 出路は、胃潰瘍との診断を受けます。

 ・・・もうだめだ

●出路 雅明は、開き直りました。
 「もうどうなってもいいや」
 「どっちみち、やるんだったら楽しくやろう!」(p47)

 そして、「ちょっとアホ!」理論を実践しはじめたのです。

 ・とりあえず私は、「常識」にとらわれることなく、
  「楽しい!」と「仲間」を大切にして生きることを
  誓ったのです。(p56)

●業務目標は、ちょっとアホな『やったるで目標!』

 そして、お店では全員アフロヘアーで接客など、
 遊び心で楽しいイベントを打ち出しました。

 ・★『やったるで目標!』
  『日本一アホ!な服屋を目指す!そのため、第一にお客さん
  アホ化大作戦を実施。』・・・(p66)

 ・アフロの日・・・店員が全員アフロヘアーで仕事・・・
  「お客さんにどう思われようといいや!」「何となく
  自分たちも楽しそうだし!」みたいなノリで、どうにでも
  なれという勢いだけではじめました。(p130)

●すると、それまで何をやっても減っていた売上が上昇。
 みるみる業績が回復していきました。

 社員もいきいきと仕事をしています。
 商品も社員も変わらないのに、楽しいことを目指しただけで、
 会社は生まれ変わったのです。

 ・楽しいことが起こるから楽しくなれるのではなく、
  自ら工夫して楽しむから何もかもが楽しくなるのです。(p211)

●かなりアホだな〜と笑いながらも、
 実は大切なことを伝えてくれる一冊だと確信しました。

 時代は、「良い・悪い」から、「楽しい・楽しくない」という基準に
 移っているかもしれません。★5つとしました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

 ・「どっちみちなら仕事を楽しもう」「まずは自分たちが楽しもう」
  「大切な仲間やお客さんを喜ばせ、楽しませよう」「笑顔が大切、
  笑顔が一番、すべて笑顔から」・・・といった簡単なことを、
  繰り返し繰り返し伝えただけです。(p173)

 ・店内で行われるマイクパフォーマンス・・・
  「いらっしゃいませ〜〜〜!みんな夢に向かっていますか?」
  「お〜迷える子羊よ!・・・ここで○○を手に入れるが良い」
  (p137)

 ・「本当の楽しい!」において、「儲ける」ことは絶対条件・・・
  たとえ世間的にカッコイイと言われようが、儲かっていなければ、
  絶対に楽しくないということです。(p206)

▼引用は、この本からです。
ちょっとアホ!理論」出路 雅明、現代書林(2006/5)¥1,575
【私の評価】★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう

 

 

<私の評価基準>
 ★★★★★(お薦めです!家宝となるでしょう)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも。)
 ☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)

 

【私の定期購読】

ビジネス書CDマガジン【月刊トークス】
知り合いの社長が車で聞いていたのがこのCDでした。

月刊「致知」
この雑誌は、すごいです。どこがすごいかというと、1万円の本と同じ内容が書いてあるからです。一冊1020円。安過ぎます。

日経ビジネス
ビジネス雑誌をいろいろ読んできましたが、結局、日経ビジネスが残りました。

プレジデント
1冊たったの400円。これで最近のビジネスのトレンドが把握できるのはお得です。

 

【お勧め】

私の手帳【フランクリン・プランナー】
私の手帳は、クラッシックサイズですが、最初はこちら↓コンパクトサイズがお勧めです。

  デイリー・スターター・キットコンパクトサイズ(日本語版)2006年1月始まり 完売につき入荷待ち...

 

今日のお薦め図書★(2006/3/15)

社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!「社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!」石原 明、サンマーク出版(2006/2) ¥1,470
Amazon.co.jpで買う

(評価:★★★★★)
 

●著者紹介・・・石原 明

 経営コンサルタント。日本経営教育研究所代表取締役。
 公園、執筆、各社顧問、幹部教育などにより経営サポートを
 実践する。独自のマーケティング理論が人気。

●まず第一に「儲かる仕組みを作りなさい」というのが著者の
 主張です。

●他社の事例を分析しなさい、体験してみなさい、事実を直視しなさい、
 商品の選択がポイントなどアドバイスしてくれますが、
 「儲かる仕組みを作りなさい」ということこそ、
 体系化しにくく、伝えにくいポイントなのでしょう。

 ・私がいつも言っている言葉で、
  「世の中は自分のためにお金を出して実験してくれている」
  というのがあります。(p46)

●そして、「儲かる仕組み」が見えた時点で、
 販促→採用→人材教育→システムといった優先順位で
 投資を行い、会社を大きくしていくのです。

●まずは、集客に投資します。

 ・ビジネスは集客への投資から始まる
  「集客→見込み客のフォロー→販売→顧客化」(p73)

●次に人材教育です。その秘訣は・・・

 ・大切なのは、・・・マンツーマンで行うということです。しかも、
  一番能力の高い人材に現役トップの人をつけるということです。
  (p161)

●そして、最後にシステムへの投資となりますが、
 これからの会社はコンピュータシステム投資が必須でしょう。
 そしてシステム投資の落とし穴についての助言も適切です。

 ・アマゾンのシステムを参考にして自社のシステムを作ったことで
  大成功した会社があります。それはビデオレンタルのTUTAYA
  です。(p200)

●ノウハウを出し切っているという印象でした。
 これだけ出しても、顧問先の企業はそれぞれ違いますから、
 個別に指導できるのが経営コンサルタントの良いところでしょう。

石原 明さんは、成功事例から、成功の本質を切り出し、
 わかりやすく説明してくれる天才です。
 まずは、ご一読ください。★5つとしました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

 ・人を雇うより宣伝広告にお金を出したほうが、
  よっぽど確率の高い投資なのです(p83)

 ・マクドナルドには教育制度とともに、それに連動する評価制度があり
  ・・・マニュアルがあっても、それが正しく評価制度と連動しなければ
  絶対に浸透しない(p176)

社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです!石原 明、サンマーク出版(2006/2)
¥1,470(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)

 

 

<私の評価基準>
 ★★★★★(お薦めです!家宝となるでしょう)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも。)
 ☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)

 

【私の定期購読】

ビジネス書CDマガジン【月刊トークス】
知り合いの社長が車で聞いていたのがこのCDでした。

月刊「致知」
この雑誌は、すごいです。どこがすごいかというと、1万円の本と同じ内容が書いてあるからです。一冊1020円。安過ぎます。

日経ビジネス
ビジネス雑誌をいろいろ読んできましたが、結局、日経ビジネスが残りました。

プレジデント
1冊たったの400円。これで最近のビジネスのトレンドが把握できるのはお得です。

 

【お勧め】

私の手帳【フランクリン・プランナー】
私の手帳は、クラッシックサイズですが、最初はこちら↓コンパクトサイズがお勧めです。

  デイリー・スターター・キットコンパクトサイズ(日本語版)2006年1月始まり 完売につき入荷待ち...

 

 

今日のお薦め図書★(2005/12/23)

強者のしくみ 論理的思考と全体最適を徹底する会社「強者のしくみ」磯部 洋、ダイヤモンド社(2005/2) ¥1,260
Amazon.co.jpで買う

(評価:★★★★★)
 

●著者紹介・・・磯部 洋

 1945年生まれ。大学卒業後、日本NCRを経て、88年HIコーポ
 レーション設立。NCR時代はイトーヨーカドーのPOSシステム他、
 HI後は、セブンイレブン、ブリジストンなどの販売革新を指導。

●古代ローマ時代の映画を見ていて、その戦闘シーンに
 釘付けになったことがあります。

 敵と向き合い、遠距離では投石器などにより攻撃。
 敵が近づいてくると弓矢により攻撃する。相手の弓矢は盾で防御。
 そして前線の歩兵は押し寄せる敵を盾で押し止め、
 迂回した騎馬兵が背後から攻撃する。

●そこには、日本の戦国時代の戦さでは見られない、
 整然と統一された戦略・戦術が見られました。

●同じように著者はこの本で、商売という戦いにおける戦略・戦術(仕組み)
 の重要性をセブンイレブンと「しまむら」の業務の仕組みを例にしながら、
 説明しています。

●まず、しまむらの商品センターでは、トラックに積む荷物は、自動的に
 店の順番に荷物が整理される仕組みになっています。
 これで、荷物を並び替える必要がなくなります。

 ・初めから大企業になったときのことを想定して、業務のしくみと
  情報システムをつくろう。」そう考えた。
  (「しまむら」の藤原社長)(p29)

●さらに、その配送システムを利用して、簡単に商品の店間移動
 ができるというのです。
 (店舗で販売する業界以外の方には、その凄さがピンとこないかも)

●仕組みの徹底については、セブンイレブンの例を多用しています。

 毎週週2日間、全国の社員を集めてのFC会議。
 パートでも戦力とできる業務マニュアルとシステム。
 FC(フィールドカウンセラー)による徹底した店舗指導。

 ・鈴木さんは二〇年くらい前に「まあまあ」と「なあなあ」の排除
  という企業方針を打ち出している。(p41)

●マニュアルが嫌いな人がいます。
 しかし、本当は、だめなマニュアルしか見てこなかった、
 そんなマニュアルしか作れなかっただけではないでしょうか。

 ・すぐに、「マニュアル人間はダメ」といったことを言う人がいる。
  ・・・これはマニュアルがあるからいけなのではなく、短に
  マニュアルの中身が良くないだけのことだ。(p116)

●さらに、セブンイレブンでは、おせっかいと思われるほど、
 従業員さえも規則で縛っているようです。

 まるで、鈴木教という宗教のようでもありますが、
 その強制管理が、今のセブンイレブンの強さの源泉なのかもしれません。

 ・セブン・イレブンの元役員の人が「鈴木さんも伊藤さんも○○の腐った
  みたいだ。細かいことをネチネチといつまでも言うのでまいった」と
  いう意味のことを言っていたが、だから鈴木さんも伊藤さんも成功
  したのだ。(p70)

●そこまでやらなくてはならないのか!?と思わせる内容ですが、
 それでなければ、生き残れないのでしょう。

●この本は、著者の仕事のPRという面も若干ありますが、
 日本の会社にとって非常に大切なことを書いてあるものだと思います。
 日本のビジネスマンのために、★5つとします。ぜひ、ご一読を!

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

 ・「しくみをつくってから店をつくる。」(p129)

 ・(しまむらでは)パートからのマニュアルの改善提案は毎月
  1800件ほどあり、その結果、毎月平均して300〜400
  ページに及ぶ変更がなされている。(p160)

 ・セブン・イレブンの店舗システムにおいては言わばマニュアルが
  システム化されていて(だからマニュアルはいらないのだが)、
  今どうすれば良いかをその都度画面に表示することによって
  人間をリードする。だから、全部を覚えておかなくても、誰でも
  結果的にキチッとした仕事ができるということになっている。(p199)

 ・2006年から海外企業が株式交換で日本企業を買えるようになる。
  いよいよ本格的な開国だ。(p323)

強者のしくみ」磯部 洋、ダイヤモンド社(2005/2) ¥1,260
(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)

 

 

<私の評価基準>
 ★★★★★(お薦めです!家宝となるでしょう)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも。)
 ☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)

 

【私の定期購読】

ビジネス書CDマガジン【月刊トークス】
知り合いの社長が車で聞いていたのがこのCDでした。

月刊「致知」
この雑誌は、すごいです。どこがすごいかというと、1万円の本と同じ内容が書いてあるからです。一冊1020円。安過ぎます。

日経ビジネス
ビジネス雑誌をいろいろ読んできましたが、結局、日経ビジネスが残りました。

プレジデント
1冊たったの400円。これで最近のビジネスのトレンドが把握できるのはお得です。

 

【お勧め】

私の手帳【フランクリン・プランナー】
私の手帳は、クラッシックサイズですが、最初はこちら↓コンパクトサイズがお勧めです。

  デイリー・スターター・キットコンパクトサイズ(日本語版)2006年1月始まり 完売につき入荷待ち...

 

 

今日のお薦め図書★(2005/09/06)

「「儲かる仕組み」をつくりなさい」小山 昇、河出書房新社(2005/08)¥1,365
Amazon.co.jpで買う

(評価:★★★★★)
 

●著者紹介・・・小山 昇

 1948年生まれ。1976年(株)武蔵野入社。同社を退職後、会社経営を
 経て1985年に同社に再入社。1985年代表取締役社長に就任。その後、
 ほぼ増収増益を達成。数々の経営賞、IT関係の賞も受賞している。

●小山 昇さんを知ったのは、「「情報」で小さな会社も強くなる」(1999年刊)
 からですが、驚くのは、この本の内容からさらに進歩しているということです。

 ・ひたすら自社を改善する仕組みをつくり、改善し続けたからこそわが社は
  増収・増益を達成できたのです。

●この本で紹介されている「私が驚いた仕組み」を紹介していきましょう。

●まずは、勉強会でしょう。

 早朝と土日に開催しているようですが、
 導入の初期は社員からブーイングがあったそうです。

 ・他の多くの社長と接していると、業績の良い企業、悪い企業の明確な
  違いがわかってきます。社員を強制的に勉強させているところは業績
  が良い。逆に、社員の自発性に任せすぎているところは業績が悪い。
  それはもう面白いほどです。(p45)

●そして、社員が他の営業所を見学し、
 社長の考えをレクチャーする社内ベンチマーキング。

 これは、大きな会社ではそのまま応用できませんが、
 ちょっと視点を帰ると活用できそうな気がします。

 ・社内ベンチマーキングでは全社員を六組にわけ、それぞれ一日ずつ
  計六日で全営業所を見学します。・・・参加者は私の解説を無線
  イヤフォンで聞く。・・・私は「この営業所は、ここが素晴らしい」
  「ここが駄目だ」と、逐一解説します。(p100)

●コミュニケーション関係では、飲み会のとき、必ず全員スピーチをするそうで、
 これは驚きました。

 ・わが社の飲み会では、最初に「チェックイン」と称するスピーチを全員
  が行います。こうすれば全員が発言することになり、自分の同僚がなに
  を考えているかを知ることができます。(p31)

●また、同僚に協力してもらったときなどに、
 感謝の気持ちを書いてカードを送る仕組み「サンクスカード」は、
 個人でも活用できそうです。

 ・コミュニケーションをさらに良いものにする目的でつくった仕組み
  が「サンクスカード」です。これは感謝の言葉を名刺大の紙に書いて
  部下や同僚、上司やビジネスパートナーに渡すものです。(p122)

●真似ることができるなら、やってみろ! 
 と言われているように感じるくらい、武蔵野の仕組みを網羅した一冊です。
 文句なく★5つとしました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

 ・「強制的になにかをさせる」ということでは、私は毎朝三〇分の社内
  清掃を社員全員にさせています。だから社内はいつもピカピカです。
  (p45)

 ・私が葉書を送るときは本文はもちろん手書きで、宛名にタックシールを
  使うこともありません。・・・ITでは心そのものを伝えるのは難しい。
  だからそれだけでは人は育ちません。(p18)

 ・課長職以上の社員とは二ヶ月に一度、必ず一緒に酒を飲みます。人数の
  問題もあるので六つのグループにわけ、二ヶ月で一巡させる仕組みです。
  ・・・予定を公開すれば、社員は「ああ、社長は公平なんだな」と思って
  くれる。(p21)

 ・毎年夏、わが社は奥多摩の河川敷でバーベキュー大会を実施します。
  ・・・これは「皆で同じことをして価値観を一つにする」という目的
  もあります・・・だから参加を強制しています。不参加は欠勤扱い。
  逆に、参加すれば賞与の評価につながる仕組みになっています。(p49)

 ・わが社の総務はたった一名です。以前は四名体制で業務をこなして
  いたのですが、仕組みの改善を重ねたことで一名でも業務がこなせる
  ようにしたのです。(p116)

「「儲かる仕組み」をつくりなさい」小山 昇、河出書房新社(2005/08)¥1,365
(私の評価:★★★★★:絶対お薦めです!家宝となるでしょう)

 

 

<私の評価基準>
 ★★★★★(お薦めです!家宝となるでしょう)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも。)
 ☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)

 

【私の定期購読】

ビジネス書CDマガジン【月刊トークス】
知り合いの社長が車で聞いていたのがこのCDでした。

月刊「致知」
この雑誌は、すごいです。どこがすごいかというと、1万円の本と同じ内容が書いてあるからです。一冊1020円。安過ぎます。

日経ビジネス
ビジネス雑誌をいろいろ読んできましたが、結局、日経ビジネスが残りました。

プレジデント
1冊たったの400円。これで最近のビジネスのトレンドが把握できるのはお得です。

 

【お勧め】

私の手帳【フランクリン・プランナー】
私の手帳は、クラッシックサイズですが、最初はこちら↓コンパクトサイズがお勧めです。

  デイリー・スターター・キットコンパクトサイズ(日本語版)2006年1月始まり 完売につき入荷待ち...

 

今日のお薦め図書★(2005/08/30)

「松下幸之助翁82の教え」小田 全宏、小学館(2001/10)¥580
Amazon.co.jpで買う

(評価:★★★★★)
 

●著者紹介・・・小田 全宏

 1958年生まれ。松下政経塾入塾。人間教育を研究。1991年(株)
 ルネッサンス・ユニバーシティを設立し、企業向け人材教育実践活動を行う。
 1996年NGO団体地球市民会議・リンカーンフォーラムを立ち上げ、
 総選挙・知事選挙などで公開討論会を600回以上開催。2000年から
 「首相公選の会」を主催。

●私は松下幸之助関係の本はほとんど読んでいると自負していました。しかし、
 この本が抜けていたとは・・・。

●驚くのは、私の知らないエピソードが5つ以上あったということです。松下
 政経塾で直接学んだ著者の面目躍如でしょう。

 ・第一期生の入塾式の時、松下翁は風邪をひき体調がすぐれなかったが、
  それを押して登壇された。・・・「今日、私は死ぬ気で来ました。しかし
  もし、日本に命運があるなら必ず私を継いでくれる人が現れる。そういう
  人が一人でも出てきたらこの塾を開いた価値がある」(p127)

●さらに私の知っているエピソードも、うまく伝えてくれますので、思わず
 二回も涙してしまいました。著者の筆力によるものでしょうが、それにしても
 松下幸之助の話はどうしてこうも心を動かすのでしょうか。

 ・松下翁と縁のある人と話をしていると、かつて松下翁と面談した際、
  面会が終わった後、わざわざエレベーターのところまで見送りに来て、
  エレベーターの扉が閉まる時に、深々と頭を下げた松下翁の姿が
  瞼に焼き付いて離れないとよく言う。(p182)

●こうして松下のエピソードをざっと見てみると、松下の叱り方というものは、
 「これができないようでは、君の使命は達成できないぞ!」というもので
 あることがわかります。ここに人を動かす要諦があるように感じました。

 ・松下翁は、塾生に向かって四六時中、「掃除をきちっとしているか」と
  語りかけていた。「掃除が完全にできない人間に、世の中の掃除など
  できない」と言うのだ。(p33)

 ・松下翁が一度だけ私たち塾生に立腹された・・・礼状を書くことを失念して
  しまったのである。松下翁はそのことに触れ、「礼状一本書けんようでは、
  天下のことはできんな」とおっしゃったらしい。(p256)

●最後に、この言葉を皆さんに贈りましょう。

 ・未来は人がこうありたいと願うことで
  より確かなものになると思うなぁ。
               松下幸之助(p2)

松下幸之助の言葉と心を伝える名著として、心から推薦いたします。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

 ・社会の本当の姿を学ぶには、本の中だけではまったく足らんで。本は
  あくまで空論やな。現実はもっと違うな。君らはまずガード下に行って
  靴磨きをすることや。どうしたら儲かるか考えてみ。そしていろいろ
  工夫するんや。そして靴磨きから人を見てみ。いろいろ見えるで。
  (松下幸之助)(p70)

 ・君らが仮に選挙に出たとしても、相手の政党や候補者の悪口は絶対
  言ってはいけませんな。むしろ、あそこの政党も頑張っておられます。
  あそこの政党の政策も結構よく考えられておられます。でも一つ、
  私たちの話も聞いてください。私たちの政策も素晴らしいもんでっせ!
  と、こう言うのや(松下幸之助)(p157)

 ・会社の社長でもね、私心があったらあきませんな。・・・私は、私心を
  持たないように、『私』というものを忘れないかん、ということを終始
  自分で言うて聞かしてるんですよ。会社というものは天下の預かり物や。
  (松下幸之助)(p171)

 ・松下翁は生前塾生に向かってしばしば「君らな、言い出しべになれ」と
  語っていた。「言い出しべえ」とは要するに何かを始める時には真っ先
  に始めよということだ。この「言い出しべえ」になるというのは言葉
  では簡単だが、実際にはなかなか難しい。(p224)

「松下幸之助翁82の教え」小田 全宏、小学館(2001/10)¥580
(評価:★★★★★)

 

斎藤一人さんは不思議な魅力を持っています。長者番付の常連さんの秘密を学びましょう。>

 

今日のお薦め図書★(2005/08/16)

「35歳から仕事で大切にしたいこと」村井 勉、あさ出版(2005/03) ¥1,470
Amazon.co.jpで買う

(評価:★★★★★)
 

●著者紹介・・・村井 勉

 1918年生まれ。住友銀行入行。総務部長、東京営業部長を歴任。その後、
 マツダでファミリア、RX−7を開発する。アサヒビールでスーパードライ
 の種を蒔き、アサヒ躍進の基礎を作った。

●名経営者として村井 勉さんはあまり本を書かれていませんが、やっと
 この年になって自分の学んだ智恵を後世に残そうとされているようです。

●サラリーマン経営者であって、その手法に派手なところはありませんが、
 原則をおさえたその考え方は、「この人は本物だな」と思わせるもので
 す。

 ・意図的に部下同士の交流などをつくり出すことは、できる範囲でやるべき
  だと思う。課長同士の仲がよければ、忘年会や新年会ではそれらの課が
  合同で行うだけでも、かなりの人材交流になるのではないか。(p95)

●大きな会社では、自社の拠点を回るだけでも大変であり、営業部長で
 さえお客様のところを回っていないのに、社長として五年間で特約店を
 三回も訪問したとは驚異的です。

 ・アサヒビール時代もよく現場に赴いた。その当時アサヒビールの特約店
  は北海道から沖縄まで、全国に約八百店あった。それを五年間で三回
  訪ね歩いた。(p46)

●マツダのファミリアの開発、アサヒのスーパードライの開発が、まぐれ
 ではないことが分かる本物の一冊ということで、★5つとしました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

 ・仕事のやりがいはどのようにして見つければよいのだろうか。・・・
  私のつたない職業経験から感じるのは、与えられた仕事を一生懸命やれ
  ばよい、ということである。(p188)

 ・本というものは不思議なもので、読む時期によって、印象はまったく
  違ってくる。・・・人は時期によって吸収できるものと、吸収できない
  ものがあるということではないだろうか。(p3)

 ・大切なことは、まずは掃除である。汚い環境ではよい仕事ができる
  とは到底思えない。また、ミドルクラス、現場責任者が率先して掃除
  を行う。(p135)

 ・私は「けじめ」をつけようと書いた。・・・たとえば、お酒を飲むとき
  に二日酔いになったらいかんぞ、と自分に言い聞かせながら飲む、と
  いうことである。自分のことは自分で決めて、あとはこだわらない。
  遊んでもいい、勉強してもよい、しかし限度には自分で責任を持つと
  いうのが無執である。(p130)

「35歳から仕事で大切にしたいこと」村井 勉、あさ出版(2005/03)
¥1,470(評価:★★★★★)

 

 

<私の評価基準>
 ★★★★★(お薦めです!家宝となるでしょう)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも。)
 ☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)

 

【私の定期購読】

ビジネス書CDマガジン【月刊トークス】
知り合いの社長が車で聞いていたのがこのCDでした。

月刊「致知」
この雑誌は、すごいです。どこがすごいかというと、1万円の本と同じ内容が書いてあるからです。一冊1020円。安過ぎます。

日経ビジネス
ビジネス雑誌をいろいろ読んできましたが、結局、日経ビジネスが残りました。

プレジデント
1冊たったの400円。これで最近のビジネスのトレンドが把握できるのはお得です。

 

【お勧め】

私の手帳【フランクリン・プランナー】
私の手帳は、クラッシックサイズですが、最初はこちら↓コンパクトサイズがお勧めです。

  デイリー・スターター・キットコンパクトサイズ(日本語版)2006年1月始まり 完売につき入荷待ち...

 

「カリスマ体育教師の常勝教育」原田隆史、日経BP社
 
Amazon.co.jpで買う
(評価:★★★★★)

●普通の荒れた公立中学校の再生を決意し、2年で陸上部から日本一を出すと宣言。それを実現し、7年で13回の陸上日本一を達成した男の記録書です。

●その指導の技術も参考になりますが、最後は原田先生の真剣な気持ち(ビジョン)から生まれる迫力こそがもっとも大切なものだと感じました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・とにかく挨拶、時間厳守、服装、準備、片づけ、姿勢、靴、椅子、鞄などにこだわり、徹底的に態度教育をやり直しました。
・人間は、自分のイメージより上に行くことはありません。
・「私なんか・・・」とあきらめるんじゃない。その「私」のささいな一歩が夢を呼び、勝ちを生むんだよというわけです。
・陸上と思うな、人生と思え(仕事と思うな、人生と思え)
・お母さん、弁当作りがしんどかっても、子どもは人生試験のためにもっと厳しい練習をやってるで。『弁当作りと思うな、人生と思え』や
・謙虚なままで居続けられれば、絶え間ない成長も期待できますが、これが実に難しい。
・「一寸先はなんや」「光ですっ」
・目標達成は意思の強い人にしかできない。だからこそ、弱い人は弱い自分に流されないように、ゴールをイメージしたり、セルフトークのような自分自身のキーワードとなる言葉を繰り返して、目標に向けて自分自身を奮起させるテクニックが必要だ

鈴木敏文 経営を語る」江口克彦、PHP研究所
Amazon.co.jpで買う
(評価:★★★★★)


江口克彦さんの著書ですが、イトーヨーカドー・グループ代表の鈴木敏文本人が話しているような文体で構成されています。当然内容は素晴らしいのですが、ここまで鈴木氏の考えを理解して書ける江口克彦さんの力量に感嘆します。

私が共感したところは次のとおりです。

・「企画部などで作成した経営方針を社長が読むだけというのなら、それを書いた企画部の人が社長になるべきだ」と話しました。そうしたら「うちの会社がそうだ」と、皆笑いだしてしまったことがある。
・もっと本業を深く堀り下げていかなければならない。ましてや専門外のところに進出して多角経営などしても、成功はおぼつかないでしょう。
・とにかく挑戦してみたい。そういう気持ちで、自分が担当している仕事以外のところで、「お節介」なことをやりつづけてきた(笑)。いつも、プラスアルファを求めてチャレンジしてきたという感じですね。
・もしかりに業績が悪くて人員整理なり事業縮小をしなければならない企業があるとしたなら、事態がそこまで深刻化するまで手を打たなかったことに問題があると思います。

 



リーダーシップ

図書名

著者・翻訳者

出版社

評価

特長、その他

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ!

トム・ピーターズ(著)仁平 和夫 (翻)

ティビーエス・ブリタニカ

★★★★★

自分をブランドにするという考えをベースに,企業のブランドのようにいかに自分の価値を高めるかを紹介しています。

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ!

トム・ピーターズ(著)仁平 和夫 (翻)

ティビーエス・ブリタニカ

★★★★★

仕事は全てプロジェクトであるという考えをベースに,そのプロジェクトをいかにセクシーにするかを考える本。日本的に言えば仕事を深く掘れば面白くなるということを教えてくれる。読む人を扇動する本。

 

メルマガ『一日一冊:人生の智恵』
(購読者10,000名)
サンプル

メルマガ登録:メールアドレスを入力してください。一日一冊の中から、キラリと光る人生の智恵をお届けします。

   読書普及研究所本ナビ>リーダーシップ★★★★★

 一冊の本から人生が変わる

 

読書普及研究所読むべき本名言集仕事のコツ楽天日記メルマガリンクFAQ

http://www.1book-day.com/

Management makes you happy and confident.

Contents by T.N..

Mail

 Copyright (C) 2002-2006 読書普及研究所, All rights reserved.